ローヤルゼリー化粧品を使うメリット
ローヤルゼリーは、ビタミン・アミノ酸など美容に効果的な成分を豊富に含むことから、「食べる美容液」とも呼ばれる健康食品です。また、ローヤルゼリーを配合したボディーソープ・石鹸・シャンプー・美容液も販売されています。ローヤルゼリーを配合した化粧品は、通常の化粧品に比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?
ローヤルゼリーに含まれる成分
ローヤルゼリーとは、ミツバチの群れの長である女王バチが食べている、乳白色でクリーム状の物質です。働きバチが集めてきた花の蜜や花粉を体内で消化・分解し、頭部にある咽頭腺という器官から分泌することで得られます。同じミツバチが作り出すハチミツに比べて、生産量が極めて少なく、希少価値が高い健康食品なのです。
ローヤルゼリーには、炭水化物・脂質・タンパク質をはじめ、ビタミンB群・ミネラル・アミノ酸・ローヤルゼリーにしか含まれない希少成分「デセン酸」などが含まれています。栄養たっぷりのローヤルゼリーの美容効果は古くから知られており、かつて世界三大美女に数えられたエジプトのクレオパトラもローヤルゼリーを飲んでいたといわれています。
化粧品としてのローヤルゼリー
昔から、ローヤルゼリーを扱う養蜂家の手は、同年代の人に比べてキメが細かく肌荒れが少ないことが知られていました。そのため、ローヤルゼリーは化粧品の成分としても注目を集め、今ではローヤルゼリーを配合したシャンプーや美容液などさまざまな化粧品が販売されています。
ミツバチの恵みであるローヤルゼリーには、保湿効果や抗菌作用があることが認められています。
お肌の保湿効果
ローヤルゼリーに豊富に含まれているアミノ酸は、お肌の表面の水分を吸着し、肌の水分量を保つことで保湿効果を発揮します。また、一部のアミノ酸は、お肌のハリやツヤを支えている美容成分「コラーゲン」の材料にもなります。
ローヤルゼリーと肌の水分量の関係について、もっと詳しく知りたい方
抗菌作用でニキビなどの炎症を防ぐ
ローヤルゼリーには、デセン酸という珍しい成分が含まれています。デセン酸とは脂肪酸の一種で、自然界ではローヤルゼリーにしか含まれていません。このデセン酸には、抗菌作用や皮脂の過剰分泌を抑える作用があることが報告されているのです。
また、株式会社山田養蜂場・みつばち健康科学研究所では「口内炎を発症しているラットにローヤルゼリーを含む軟膏を1日1回、13日間塗布したところ、塗っていない場合に比べて口内炎が縮小した。」との報告を紹介しています。抗菌作用を持つローヤルゼリーを肌に塗布することで、ニキビなど肌の炎症を防ぐ効果が期待できるのです。
まとめ
ローヤルゼリーには、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など美容に効果的な栄養素が豊富に含まれており、日々摂取することで美容効果が期待できます。また、摂取するだけでなく肌に直接塗ることでも保湿効果や抗菌作用が得られます。
ローヤルゼリー配合の化粧品は、素肌のプルプル感をアップしたり、化粧ノリを良くできることが特徴です。新しく化粧品を購入しようとお考えの方は、ぜひローヤルゼリー配合の化粧品を検討してみてください。