ローヤルゼリーとロイヤルゼリーに違いはある?

どちらも同じ物

店頭や販売サイトを見ると「ローヤルゼリー」や「ロイヤルゼリー」と表記されている商品を見かける場合があります。これらはいずれも同じ物で、蜜蜂が花粉や花蜜を体内で分解・合成して作られた健康食品です。タンパク質・糖質・脂質の三大栄養素やビタミン・ミネラル類を豊富に含み、更年期障害のイライラや高脂血症等の生活習慣病の予防に効果的とされています。

「ローヤル」の語源

「ローヤル」という表現が初めて用いられたのは、1792年にスイスで刊行された「蜜蜂に関する新観察」(フランソワ=ユーベル・著)にまで遡ります。この中で「ゼレー・ロワイヤル」という表現が使用され、ローヤルゼリーについて言及しています。またこの本では「ゼレー・ロワイヤル」という表現が盛んに用いられているため、当時のスイスではこの表現が既に使われていたと考えられます。
十九世紀初頭にはこの本の英訳本が出版され、世界各国で「ローヤルゼリー」「ロイヤルゼリー」という表現が広まりました。このことから「ローヤルゼリー」という表現は、女王蜂が食べることからスイス国内で「ゼレー・ロワイヤル」と表現されるようになったことが起源であると考えられます。

日本でローヤルゼリーと呼ばれるようになったのはいつ?

日本でのローヤルゼリーの歴史は新しく、1959年に出版され当時最も信用力のあった「週刊朝日」で「話題のクスリ、長寿と健康を願う人々が注目したローヤルゼリー」と紹介されたことで消費者に広まりました。
ローヤルゼリーは外来語で特に決まりも存在しなかったため、人によって発音しやすい「ローヤル」「ロイヤル」という呼び方に分かれていきました。こういった例は発電機の「モータ」「モーター」や、香辛料の「ローリエ」「ローレル」でも見られます。
1979年には(一社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会が発足するなど、年々「ローヤルゼリー」という表現の方が一般的となりつつあります。

まとめ

「ローヤルゼリー」「ロイヤルゼリー」は同じ物で、人によって発音のしやすさから徐々に二つの呼び名が広まっていったといえます。
一般社団法人の名称や養蜂業者の商品名でも「ローヤルゼリー」が使用されていることから、今後はこちらの呼び方が主流になっていくと考えられます。

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