ローヤルゼリーで高血圧を改善する

ミツバチの作り出すローヤルゼリーは、非常に栄養価の高い健康食品として知られています。ローヤルゼリーには、血圧の改善に役立つ栄養素が豊富に含まれています。さまざまな合併症のもととなる高血圧の予防として、ローヤルゼリーが注目されているのです。

高血圧のメカニズムとは?

高血圧とは、血液が血管壁を押す力が慢性的に強くなり、血管や臓器に負荷をかけることで、身体のさまざまな箇所に障害を及ぼす疾患です。心臓がポンプのように収縮して血液が送り出される瞬間が、最も血圧が高くなるため「収縮期血圧(最高血圧)」と呼びます。一方、血液を送り出したあと、心臓が拡張したときが最も血圧が低くなり「拡張期血圧(最低血圧)」と呼びます。最高血圧および最低血圧のどちらかが、基準値より高いと高血圧と診断されます。

高血圧を引き起こす大きな原因は、運動不足や食生活の乱れ(塩分や脂質の過剰摂取、野菜不足など)です。特に塩分や脂質の過剰摂取は、血液中の悪玉コレステロール(LDL)値の増加につながります。血液中のLDL濃度が過剰になると、血管壁にこびり付いて血管内を狭くしてしまい、血圧の上昇につながってしまうのです。また、強いストレスを長期間感じ続けると、血圧を調整している自律神経の働きが悪くなるため、高血圧を引き起こす要因となります。

厄介なことに、高血圧には自覚症状がほとんど無いため、高血圧であると気付かなかったり、高血圧と診断されてもそのまま放置するケースが多いのです。厚生労働省の「平成26年患者調査の概況」によると、日本国内の高血圧性疾患の患者数は1010万8000人とされており、日本人の約10%が高血圧ということになります。

ローヤルゼリータンパク質は血圧改善に有効

ローヤルゼリータンパク質に含まれるペプチド(タンパク質を小さく分解した物質)は、高血圧の改善に有効であることが分かっています。

ローヤルゼリータンパク質の研究報告

研究内容の詳細

大阪外国語大学保健管理センター・梶本修身氏らが行った実験では、血圧が高めの人を2グループ(それぞれ53~54人)に分け、一方のグループには「ローヤルゼリーペプチドを含む錠剤」、もう一方のグループには「ローヤルゼリーを含まない錠剤」をそれぞれ1日1回、どちらを飲んでいるのか分からない状態で12週間飲用してもらいました。12週間後に調べたところ、ローヤルゼリーペプチドを含んだ錠剤を飲んでいたグループは、もう一方のグループに比べて最高・最低血圧ともに低下していることが確認されたのです。

また、飲用を止めた後も、飲用前より血圧が高くなるようなリバウンド反応も見られませんでした。この結果により、ローヤルゼリータンパク質は安全性が高く、適度な血圧改善作用を持つことが明らかになった、と結論されています。

なぜローヤルゼリータンパク質が血圧改善に有効なのか?

ローヤルゼリータンパク質には、「イソロイシンバリルチロシン」というペプチドが含まれています。このペプチドには、血圧を上げる酵素である「アンジオテンシン変換酵素」の活性を抑える作用が確認されています。そのため、ローヤルゼリータンパク質が適度な血圧改善作用を持つと考えられているのです。

ローヤルゼリーのさまざまな有効成分

ローヤルゼリーには、タンパク質以外にも血圧の改善に役立つ栄養素が含まれています。

パントテン酸

成分の特徴 -詳細-

ローヤルゼリーには、全てのビタミンB群がバランス良く含まれており、パントテン酸はその中の1種です。パントテン酸は、肝臓で善玉コレステロール(HDL)の合成を促進する働きがあります。HDLは、血液中で余分になったLDLを回収してくれます。その結果、LDLが血管壁にこびり付くことを防ぎ、血圧の正常化に働きかけてくれるのです。

ミネラル

成分の特徴 -詳細-

ローヤルゼリーには、8種類のミネラル(カルシウム・カリウム・リン・マグネシウム・マンガン・鉄分・銅・亜鉛)が含まれています。その中で、血圧の改善に大きく関係しているのがカリウムです。カリウムは血液中の塩分(ナトリウム)とバランスを取りながら、血圧を正常に保つ役割を果たしています。ナトリウムは血圧を上げる作用がありますが、カリウムは血圧を緩やかに降下させる作用があります。カリウムは野菜(ほうれん草、キャベツなど)や海藻類に多く含まれますが、加工食品が広く普及している現代では不足しがちで、高血圧の要因の1つとなっています。

また、カルシウムとマグネシウムは、血管の収縮と弛緩を正常に保つ働きを持っており、不足すると血圧の上昇や血管の老化を招きやすいとされています。

自律神経の改善に役立つコリン

成分の特徴 -詳細-

自律神経は、私たちの意思とは無関係に働く神経で、「交感神経」と「副交感神経」の2つで成り立っています。交感神経は、心拍数を増やす・血管を収縮させる・消化器官の働きを抑えるなど、心身を緊張させて活動的にする働きを持っています。副交感神経は、心拍数を減らす・血管を拡張させる・消化器官の働きを活性化するなど、心身をリラックスさせる働きを持っています。現代人は、さまざまな場面で社会的ストレスにさらされており、交感神経ばかりが優位になっている人がとても多いといわれます。交感神経優位の状態が続くと、心拍数が増えたり血管が収縮する状態が日常的になり、高血圧の引き金となってしまうのです。

ローヤルゼリーには、「コリン」という栄養素が含まれています。コリンは脳内の神経伝達物質である「アセチルコリン」を作るための材料となる栄養素です。アセチルコリンは、自律神経をコントロールしている脳の視床下部に働きかけて、体をリラックスさせる副交感神経の働きを活性化してくれる作用があります。ローヤルゼリーを習慣的に摂取することで、自律神経の働きを正常に保ち、高血圧のリスクを低下させる効果が期待できるのです。

まとめ

平成26年時点で、日本国内の高血圧患者数が1000万人を突破するなど、高血圧は日本人にとって身近な生活習慣病となっています。高血圧の予防には、血圧の改善に有効なカリウムを多く含む野菜・海藻類・納豆などの大豆製品を普段の食事に摂り入れると効果的です。また、1日30分程の軽いウォーキングを継続して行うことでナトリウムの排出を促進し、高血圧の予防効果が期待できます。

健康食品のローヤルゼリーには、高血圧の予防に役立つ栄養素が豊富に含まれています。バランスの良い食事や軽い運動に加えてローヤルゼリーを摂取することで、より高血圧の発症リスクを低下させることができるのです。サプリメントタイプのローヤルゼリーであれば、1日に4~5粒ほどを水と一緒に飲むだけで良いので、仕事で忙しい方でも手軽に摂取することができておすすめです。

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