ローヤルゼリー化粧品がスキンケアに役立つ理由
ミツバチの作り出すローヤルゼリーは、美容や疲労回復に効く健康食品として世界中で親しまれています。また、ローヤルゼリーは飲むだけでなく、肌に塗っても美容効果を発揮するため、化粧水や美容液などのスキンケア商品にも広く活用されています。飲んでも肌に塗っても美容効果が期待できるローヤルゼリーは、日々のスキンケアを支えてくれる強力なパートナーとなってくれるのです。
スキンケアに役立つ健康食品・ローヤルゼリー
ローヤルゼリーとは、ミツバチが食べた花粉を体内で合成し、それを分泌することで得られる物質です。見た目は白っぽいヨーグルト状の物質ですが、舐めてみると舌を刺すような酸味と刺激が感じられます。ミツバチの群れに1匹しかいない女王バチのために作り出されるため、ハチミツと比べても大変希少価値の高い食品なのです。
ローヤルゼリーには、三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質をはじめ、アミノ酸・ミネラル・ビタミンなど40種類以上もの栄養素が含まれています。栄養豊富なローヤルゼリーを日々摂取することで、疲労回復や血行促進だけでなく、肌の潤いやハリをアップさせる美容効果も期待できるのです。
肌の潤いをアップさせるアミノ酸
私たちの肌の表面は、「角質層」と呼ばれる厚さ0.01ミリの薄い層で覆われています。この角質層には「天然保湿因子(NMF)」と呼ばれる成分が豊富に存在しています。NMFは、角質層内で水分をキャッチして肌の潤いを保つ役目を果たしてくれるのです。
ローヤルゼリーには、ヒトの体に必要とされる20種類のアミノ酸がほぼ全て含まれ、アミノ酸の豊富さを評価する「アミノ酸スコア」は100点満点となっています。中でも「セリン」をはじめとするいくつかのアミノ酸は、肌の保湿成分であるNMFの材料となります。ローヤルゼリーを日々摂取することで保湿効果が発揮され、潤いのある素肌を維持することができるのです。
ローヤルゼリーと肌の水分量の関係について、もっと詳しく知りたい方
皮脂の分泌量を調整するビタミンB群
ローヤルゼリーには、ビタミンB群と呼ばれる8種類の栄養素(B1・B2・B6・B12・葉酸・パントテン酸・ナイアシン・ビオチン)が全て含有されています。ビタミンB群は食物から摂取した脂質やアミノ酸の代謝をサポートし、肌細胞の再生(ターンオーバー)や皮脂の分泌量を適切に保つ効果があります。中でも、パントテン酸やナイアシンはニキビ予防に役立つ成分とされており、ニキビ治療の医薬部外品にもよく配合されているのです。
ビタミンB群をバランス良く含むローヤルゼリーは、ニキビや吹き出物の出来にくい健康的な素肌を維持するのに役立つ健康食品です。
抗酸化作用のあるペプチド
ペプチドとは、タンパク質が小さく分解されたものです。ローヤルゼリーのタンパク質を分解して得られるペプチドには、抗酸化作用があることが報告されています。
抗酸化作用とは、血液中に存在する老化物質「活性酸素」を除去する作用のことです。活性酸素は体内に必要な物質ですが、過度なストレスや紫外線で増え過ぎると、脂質を酸化させて「過酸化脂質」を生み出します。過酸化脂質は、肌の細胞を酸化させてシワやくすみといった老化現象を引き起こす要因となってしまいます。抗酸化作用のあるローヤルゼリーを日々摂取することで、シワやたるみを予防し若々しい素肌を維持することができるのです。
ローヤルゼリーに含まれるペプチドについて、もっと詳しく知りたい方
化粧品としてのローヤルゼリー
古くから、ローヤルゼリーを扱う養蜂家の手肌はキメが細かく美しいことが知られていました。株式会社・山田養蜂場では、生産現場で働く女性社員達が、器具に付着したローヤルゼリーを美容液のように肌に塗っている、というエピソードを紹介しています。
化粧品としてのローヤルゼリーの最大の特徴は、アミノ酸やビタミンB群による高い保湿効果です。現在では技術の発達により、ローヤルゼリーエキスを微粒子化して、より肌の奥深くまで浸透させることができる美容液やジェルなどのスキンケア商品が販売されています。
まとめ
ローヤルゼリーには、ビタミンB群・アミノ酸など美容に効果のある栄養素が豊富に含まれています。また、肌に塗ると高い保湿効果が得られることから、ローヤルゼリーを配合したスキンケア商品も充実しています。
日々のスキンケアとして、ミツバチの恵みであるローヤルゼリーを試してみてはいかがでしょうか?