忙しい男性の健康維持にローヤルゼリー

疲れた体に効くローヤルゼリー

ローヤルゼリーは化粧品などによく配合されているため、美容目的で使用されるイメージがあります。しかし、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など実に40種類以上もの栄養素を含む優れた健康食品でもあるのです。

その栄養価の高さから、栄養剤やプロテインなどにも使用されています。特に疲労回復や自律神経のバランスを改善する効果が知られており、仕事など社会的ストレスを受ける機会の多い男性にもおすすめできます。

ローヤルゼリーの成分・効果とは？

ローヤルゼリーは、三大栄養素（糖質・脂質・タンパク質）をはじめ、ビタミンB群・ミネラル・自律神経のバランス調整に働きかけてくれる成分「コリン」など、通常の食生活で不足しがちな栄養素を幅広く含んでいます。これらの栄養素の働きにより、疲労回復・自律神経のバランス改善・高血圧の予防・脱毛や薄毛の予防など、忙しい男性が悩まされがちな症状の対策に効果が期待できるのです。

疲労を回復する

効能の詳細・仕組み: ローヤルゼリーに含まれるビタミンB群やミネラルは、食物から摂取した糖質・脂質・タンパク質をエネルギーとして代謝する働きをサポートします。ビタミンB群やミネラルが不足すると、エネルギーをうまく作り出すことが出来ず、疲れやすくなったり集中力が低下するといった症状が現れやすくなってしまいます。

ローヤルゼリーは、忙しい日常で不足しがちなビタミンB群やミネラルの不足分をカバーし、疲れの溜まりにくい体質作りに力を発揮するのです。

自律神経のバランスを整える

効能の詳細・仕組み: 自律神経は、心身を緊張・興奮させる「交感神経」と、心身をリラックス・弛緩させる「副交感神経」の2つで成り立っています。この2つがバランス良く働くことで、血液の流れを安定させたり、胃腸など消化器官の働きを正常に保っているのです。しかし、仕事などの社会的ストレス・環境の変化によって、長期間に渡って過度なストレスを受け続けると交感神経が優位になり過ぎて、自律神経のバランスが徐々に崩れていきます。その結果、疲労感・便秘・不眠・気分の落ち込みといった症状が現れてくるのです。

ローヤルゼリーに含まれているコリンは、神経伝達物質である「アセチルコリン」のもととなる成分です。アセチルコリンは、自律神経の中枢である「間脳」という部位に働きかけ、副交感神経を活性化する作用があります。副交感神経の働きが促されることで、交感神経が優位になり過ぎた状態を徐々に鎮め、自律神経のバランスを正常な状態へと導いてくれるのです。

高血圧の予防に効果がある

効能の詳細・仕組み: 大阪外国語大学保健管理センター・梶本修身氏らが行った実験では、血圧が高めの人を53～54人の2つのグループに分け、一方のグループには「ローヤルゼリータンパク質加水分解物を1000mg含んだ錠剤」、もう一方のグループには「ローヤルゼリーを含まない錠剤」を1日1回、12週間摂取してもらいました。12週間後には、ローヤルゼリーの含まれた錠剤を飲んでいたグループの平均血圧が、ローヤルゼリーを含まない錠剤を飲んでいたグループに比べて、最高血圧・最低血圧のいずれも低くなっていることが確認されたのです。

ローヤルゼリー中のタンパク質に含まれる「ペプチド（タンパク質が小さく分解された物質）｣には、血圧を上げる酵素である「アンジオテンシン変換酵素」の活性を抑える作用があることが判明しています。これにより、ローヤルゼリーを習慣的に摂取することで血圧の上昇を緩やかに抑え、高血圧の予防につながるのです。

脱毛や薄毛の予防に効果がある

効能の詳細・仕組み: ローヤルゼリーに含まれるビタミンB群の中でも、ビタミンB2・B6・ビオチンは、髪の健康維持に効果があります。

ビタミンB2は、皮脂の過剰分泌を抑える作用があります。頭皮で皮脂が過剰に分泌されると、髪の毛穴が詰まりやすくなるため、髪の健全な成長を妨げてしまう可能性が出てきます。ビタミンB6は、髪の主成分となるタンパク質の代謝を助けています。タンパク質がうまく代謝されることで、髪の健康を維持することができるのです。ビオチンは、肌や頭皮を健康に保つ働きを持っています。頭皮環境が悪くなると、髪の栄養状態も悪くなり、抜け毛の原因につながってしまうのです。

ローヤルゼリーを摂取することで、不足しやすいビタミンB群をカバーし、男性が悩まされがちな脱毛や薄毛の予防に効果が期待できます。