ローヤルゼリーの特有成分・ロイヤラクチンとは?

ロイヤラクチンは女王蜂を生み出すカギとなる

ロイヤラクチンとはローヤルゼリー中に含まれるタンパク質の一種で、デセン酸と並びローヤルゼリー特有成分の一つです。ロイヤラクチンという名は、肝細胞を活性化させる機能をもっていることに由来しています。
蜜蜂の女王蜂は元々は同じ卵から生まれた幼虫ですが、なぜローヤルゼリーを食べ続けた幼虫だけが女王蜂に成長するのかは長年の謎となっていました。しかし二一世紀に入って、ロイヤラクチンこそが女王蜂誕生のカギとなっていることが発見されたのです。

ロイヤラクチンが発見される以前

働き蜂の幼虫は卵から孵化すると、3日間は女王蜂候補の幼虫と同じようにローヤルゼリーを与えられて育ちます。しかし4日目からは花粉と花蜜に切り替わり、王台に収められた女王蜂候補の幼虫のみがローヤルゼリーを王台一杯に与えられて育ちます。
ローヤルゼリーを食べ続けた幼虫のみが女王蜂に成長することは昔から知られていましたが、何が女王蜂への成長・精力増強に起因するのかは謎のままでした。生化学者達はこの謎の物質を「R物質」と名付けました。

ロイヤラクチンの発見

2011年に富山県立大学工学部の鎌倉昌樹講師が科学誌「Nature」に「ローヤルゼリーに含まれる成分"ロイヤラクチン"が女王蜂への分化を誘導する因子である」と報告しました。ロイヤラクチンは蜜蜂の体内において、哺乳類の肝臓に相当する「脂肪体」と呼ばれる部位に働きかけます。すると昆虫の成長ホルモンである幼若ホルモンの分泌が促進され、働き蜂の二倍もの大きさに成長することができるのです。また幼若ホルモン濃度が上がることで卵黄タンパク質の生成が促進されることが確認され、毎日2000個もの産卵を行う能力が身に付くと考えられています。

ロイヤラクチンへかかる期待

このことからロイヤラクチンが「R物質」に相当するのではないかという説が有力になっています。ロイヤラクチンは2011年に初めて発見されたタンパク質で、未だ謎の多い成分です。ロイヤラクチンの研究が進むことで養蜂における女王蜂の安定供給に繋がることや、人間への健康効果があるのかという期待が大きくなっています。

ロイヤラクチンは蜜蜂以外の生物にも効果があるのか?

蜜蜂は膜翅目に属する高度な社会性昆虫です。膜翅目の仲間で同じように女王を中心としたコロニーを形成する生物としてスズメバチやアリが挙げられます。これらの生物はハチミツやローヤルゼリーのような特徴的な食品を作ることはせず、最も栄養状態の良かった個体が女王となります。
しかし鎌倉講師の研究では、実験昆虫としてよく使用されるショウジョウバエにロイヤラクチンを投与したところ、体格・産卵数・寿命の増加が認められています。自然界ではロイヤラクチンを摂取するのは蜜蜂のみですが、種を超えて大きな力を発揮する可能性が示唆されています。

まとめ

ロイヤラクチンとはローヤルゼリー中に含まれる貴重なタンパク質で、女王蜂の誕生に大きく関係しています。生まれてからロイヤラクチンを摂取し続けた幼虫は、脂肪体に働きかけてヒトの成長ホルモンに相当する「幼若ホルモン」の濃度が高くなります。その結果、大きな身体・産卵能力・桁違いの寿命を獲得できるのです。
ロイヤラクチンは2011年に発見された成分でまだ分かっていないことが多いものの、女王蜂の安定供給やヒトへの健康効果が発見されるかが今後期待されるといえるでしょう。

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