ローヤルゼリーを作るのはミツバチだけ?

ローヤルゼリーは女王蜂のための特別食

ローヤルゼリーはミツバチが花粉や花蜜を食べて体内で完全に消化し、ミルク状の物質として頭部の下咽頭腺という器官から分泌したものです。花蜜を濃縮して作られたハチミツは糖質を中心とし、数万匹もの働き蜂のエネルギー源となります。これに対してローヤルゼリーは女王蜂しか食べることを許されず、糖質に加えてタンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルを豊富に含みハチミツよりも栄養価が高い食品です。
生まれてからローヤルゼリーのみを食べて育った女王蜂は、他の働き蜂に比べて体の大きさが二倍にもなり、寿命は三十倍から五十倍も長くなります。また一日に約1500個もの卵を産卵する力を女王蜂に与えるなど、ローヤルゼリーはミツバチの国家を支える神秘的な万能食品だといえます。

ミツバチ以外の女王蜂はローヤルゼリーを食べるの?

ローヤルゼリーは日本では「王乳」と呼ばれるように女王蜂のための特別食です。
ハチ目は社会性昆虫として知られ、ハチ以外にアリも含まれています。一方、市場で販売されているのはミツバチの作り出したローヤルゼリーだけです。社会性昆虫は女王蜂や女王アリを中心としたコロニーを形成しますが、ミツバチ以外の生物達はローヤルゼリーを作るのでしょうか?

スズメバチ・アシナガバチの女王蜂

スズメバチはミツバチと並んで巨大なコロニーを形成する、非常に社会性の高い蜂として知られています。ミツバチとは異なり、卵が産み落とされた育房の大きさによってどの幼虫が女王蜂になるのか既に決まっています。
幼虫時には働き蜂が狩りで獲得した芋虫の肉を食べて成長します。成虫になると胸と腰の間がくびれてしまい、固形物が通らなくなります。そのため餌をもらった幼虫が分泌する糖質やたんぱく質を含んだ栄養液、もしくは花蜜・樹液を栄養源として過ごします。このためスズメバチがローヤルゼリーを作ることはありません。またスズメバチと同じく肉食性のアシナガバチも同様です。

マルハナバチの女王蜂

マルハナバチは受粉能力に優れ、トマトをはじめとする作物のポリネーター(花粉媒介者)として農業の場面で歓迎されています。働き蜂は一日に18時間も花から蜜を吸い続けることもあるなど、花粉だけでなく花蜜も積極的に集めています。
しかしマルハナバチはミツバチのように巨大なコロニーは作らず、家族生活のような小規模なコロニーを形成します。その中で働き蜂の集めてきた花粉や花蜜を食料として生活していくため、ミツバチのように何万匹もの働き蜂が力を合わせてローヤルゼリーを分泌するということはないのです。

クマバチの場合は?

スズメバチと同じように大型でブーンという羽の音が特徴的なクマバチは、しばしばスズメバチと勘違いされます。クマバチはハチの仲間ですが、ミツバチやスズメバチのように女王蜂を中心とした大きなコロニーを形成することはありません。単独行動で花蜜や花粉を餌として枯れ木や枯れ葉の下で産卵を行います。
大きなコロニーを作らず花粉や花蜜を食べて生活するクマバチは、ミツバチのようにローヤルゼリーを作り出すことはありません。

女王アリはローヤルゼリーを食べるの?

アリもハチ目に分類され、女王アリを中心としたコロニーを形成します。蜜蜂の場合はローヤルゼリーが働き蜂と女王蜂を分けるカースト分化の役割を果たしますが、アリの場合は与えられる餌の温度や状態がカースト分化に繋がります。そのためアリがローヤルゼリーを分泌することはないのです。

まとめ

ローヤルゼリーはタンパク質・ビタミン・ミネラル等の豊富な栄養素を含む健康食品です。ヒトにとっても免疫力の向上や滋養強壮等のさまざまな健康効果をもたらしてくれますが、ミツバチの社会を形成する上でも極めて重要な役割を果たしているのです。
ハチといっても全て合わせて世界に二十万種類以上存在します。その中でもハチ目ミツバチ科ミツバチ属に属する九種類のミツバチのみ(セイヨウミツバチ、トウヨウミツバチ等)が、女王蜂のためにローヤルゼリーを作り出します。花蜜や花粉がミツバチの体内でこの素晴らしい成分に進化する様は、まさに生命の神秘といってよいでしょう。

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